硬いものから柔らかいものまで、固まりさえあればどんな素材も削ります。 例えばCFRPは硬い素材の代表選手。 普通のハイスや超硬ではすぐに刃物が摩耗してしまいます。 また無理に切削をすると、 層間剥離(デラミネーション)を起こしてしまい、 折角のCFRPの性能が損なわれてしまいます。 樹脂切削レスキュー工場ではダイヤモンドを使用した 特殊な刃物を使用して層間剥離を起こさない切削面を 実現しました。 反対に柔らかいもの代名詞であるエラストマーやゴムは、 普通の切削条件では素材が逃げてしまい狙った形状や寸法が 出せない事が多々あります。 樹脂切削レスキュー工場では刃物と切削環境を工夫する事で 硬度30のウレタンゴムの加工まで可能にしました。 型の費用が捻出できない一品物の加工は切削加工が有利です。