刃物や治具は自作する事で、ワンランク上の仕上がり面や寸法精度を実現します。

金属用の刃物や治具は沢山市販されていますが、
樹脂用のものはわずかしかありません。
面をきれいに仕上げる時やバリを極力少なくする時には、
自分達で刃物を作ります。
市販の刃物もそのまま使う事はなく、
ひと手間かけることにより、切削で以下の通り研削級の面粗度を実現します。

面粗度 加工実績

材質 算術平均粗さ
Ra
最大高さ
Rz(Rmax)
二乗平均平方根粗さ
Rq
MC901 0.16 0.95 0.21
POM 0.15 0.81 0.18
PMMA 0.15 0.83 0.20
PP 0.16 0.93 0.23
UPE 0.31 1.59 0.39
PPS 0.33 1.80 0.42
PEEK 0.17 1.02 0.22

面粗度表

三角記号 算術平均粗さ
Ra
最大高さ
Rz(Rmax)
十点平均粗さ
Rzjis(Rz)
▽▽▽▽ 0.1a 0.4s 0.4z
0.2a 0.8s 0.8z
▽▽▽ 0.4a 1.6s 1.6z
0.8a 3.2s 3.2z
1.6a 6.3s 6.3z
▽▽ 3.2a 12.5s 12.5z
6.3a 25s 25z
12.5a 35s 35z
25a 50s 50z

※( )内は旧JIS規格


樹脂は素材を固定する時の力で変形をしてしまう為、
固定の方法は金属とは全く異なります。
市販のバイスやチャックは改造をして、或いは精度の必要な
製品に関しては治具を自分達で作ることで、
寸法精度の高い加工を可能にします。
(通常公差±0.05㎜、勝負時は±0.01㎜まで対応可能)