セルロイドが商用化されてから約150年、樹脂・プラスチックの開発は日進月歩で進められ、現代では生活に欠かせない素材となっています。我々加工メーカーも新しく開発される素材をどう加工するのか、日々向き合いながら技術を磨いてきました。
近年では、軽量化を目的として金属を樹脂に置き換えるための素材=複合材料や、新しい性能を付与するためのフィラー(充填剤)入り材料、弾性を持たせたエラストマーなど、これまでにない素材も数多く市場に出回っています。
また、金属と貼り合わせた後に樹脂と一緒に金属も加工したいとか、特殊な表面処理のためにフィルムを貼って同時に加工したいなど、金属加工メーカーでも樹脂加工メーカーでも困ってしまうような案件も多くなってきました。
樹脂加工レスキュー工場では「できないは言わない」をモットーに、どんな素材でも挑戦してきた歴史があります。同業他社で断られた案件も数多くこなしてきました。独創の工具製作力と独自のクランプ技術、樹脂・プラスチック専門で約半世紀で、得体のしれない材料を形にすることを実現します。
硬すぎる素材: | CFRP、GFRP、ロスナボード、ベスサーモ、ヘミサル |
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軟らかすぎる素材: | ハイトレル(エラストマー)、イノアックC-4600(スポンジ)、ウレタンゴム(ショアA30) |
脆すぎる素材: | コルク、ロハセル |
ややこしすぎる素材: | ステンレスをインサートしたガラス入りナイロン材、特殊フィルムを貼り合わせたポリカーボネート |