はじめまして、製造グループマシニングチームの田中です。

ブログリレーの順番が来るまでにもう入社3年目が近づいてきました。

さて、社内で私といえば「3Dプリンターの人」でございます。

今回はサン樹脂が導入した3Dプリンターについてご紹介します。

導入した機種は老舗メーカーであるストラタシス社の「Fortus450mc」

熱溶解積層方式(熱で柔らかくした樹脂を絞りだして積み上げる方式)で、同メーカーの中でも最もグレードの高い機種の1つです。

高耐熱材料も扱えるハイパワーさ、造形テーブルの広さなどがお値段のワケになります。

 そして、個人用の3Dプリンターと違うところは温度管理が自動化されているところ!

材料の容器にICチップが内蔵されており、それを機械が読み取ることで使っている材料と適した温度を機械が認識し、自動的に温度が上がります。ハイテクです。

個人用のものはいろいろな材料が使える代わりに、自分で温度設定をする必要がありそれにより温度設定で失敗しやすい、というデメリットがあります。

Fortus450mcはお高いけれど、初心者向けプリンターといえるかもしれません。

 それから操作で大変なことは、「本体もソフトウェアも言語がすべて英語」なところ。

450mcの故郷がアメリカのため仕方ないのですが、操作説明もエラー内容も単語をGoogle検索しながら……。

学生時代の英語の宿題をやっているのとまったく同じじゃん!と思いながらコマンドを覚えていっています。

英語がそこまで苦手じゃなくてよかったかも……。

 まだまだ操作もおぼつかない状態ですが、これからたくさん作って450mcを活躍させられたらいいな~と思っています。がんばります!


小牧工場に設置されたFortus450mc


実際にプリントされた造形モデルたち


操作パネルの様子(全部英語)

 次回は品質管理グループ、検査チームリーダーの土屋さんです。

お楽しみに!

著者:製造グループ マシニングチーム・田中