トラブル内容
今回のバレルサイズ (バレル本体・蓋 大きさφ400×700L程度)
①薄肉品、小物品がバレル本体と蓋に挟まりメッキ不良になる。
その為、製品への不完全メッキ品等の異物混入があり、混入による不良の発生や、
またその選別にもかなりの時間がかかっている。(上部画像-A)
②バレルの回転中に蓋が開く可能性があり、蓋締めをしっかりとする必要がある。
③蓋の開閉が固いため、毎回の蓋の開閉に手間と時間がかかる。
トンカチで叩いたりするため、本体や蓋を破損しやすい。(上部画像-B)
寸法
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解決策
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結果
1、小さいものや薄い物は挟まらなくなり、混入による不良発生は無くなった。
2、蓋の特殊構造により、ロックする機能を設けた為、メッキ中などに蓋は絶対に外れないようになった。
3、手で、しかもワンタッチで開閉できるようになった為、開閉の作業スピードが上がり、
元々、1分程度の作業時間が、1/3以下の時間にまで削減できた。
また、バレル本体や蓋を傷つけ、部品を痛めたり、破損させる事も無くなった。