樹脂・プラスチックは、温度による寸法変化が大変大きい素材です。また、雑貨や機械カバー、成型前の試作などから始まった業界独特の経緯もあり、品質保証に対してそこまで要求されることも多くありませんでした。
しかし、エンプラやスーパーエンプラと呼ばれる素材が開発され、機能や耐久性が要求される分野への採用が近年広がりつつあります。その分野ではこれまで以上の寸法精度や面粗度が要求されることになってきました。
また、精度の良い樹脂・プラスチック部品を製造するには、内部応力による反りやノッチ効果(切り欠きや溝、穴などの断面形状が急激に変化している部分から割れやすくなる現象)、軟らかい薄肉部の測定圧の調整など、材料特有の性質を把握する必要があります。
このような背景から、従来以上の、かつ樹脂・プラスチックに特化した品質保証体制が必要とされることになってきました。
樹脂加工レスキュー工場では「できないは言わない」をモットーに、お客様の要求に真摯に応えてまいりました。仮に不適合があったとしても「決して逃げない」事、できる限り応えていく事が、私たちの基本姿勢です。この姿勢を貫いてきたことで様々な経験を積み重ね、樹脂・プラスチックの加工に関する独自の知見と高度な技術を蓄積してきました。
併せて品質マネジメント認証ISO9001:2000を2008年に取得、その発展形として航空宇宙業界向けの品質マネジメント認証JISQ9100:2016を2019年に取得しました。その間、恒温環境工場、検査設備や機器、材料管理システムなど、品質保証能力を高めるための投資を継続的に実施しています。
25℃の完全恒温工場とトレーサビリティ、樹脂・プラスチック専門で約半世紀で、品質保証担当者様の不安を解決いたします。
樹脂加工レスキュー工場(サン樹脂)は、2008年に品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001を、2019年には航空宇宙・防衛産業に特化した品質マネジメントシステムの国際規格であるJIS Q 9100を取得しています。
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ISO9001:2015登録証
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ISO9001:2015付属書
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JISQ9100:2016登録証
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JISQ9100:2016付属書